ごみ収集車の騒音は引っ越し前にチェックを

早朝や深夜など、地域によっては静かな時間帯にごみ収集車の音が聞こえてくる場合があります。慣れてしまえばあまりに気ならなくなるという意見もありますが、人によっては騒音と感じる人がいるかもしれません。ちょうど寝ているとき、子供の昼寝のタイミングなど家庭によっては迷惑に感じてしまうこともあるのです。自治体によってはごみ収集車が来たサイン、その日に収集しているごみの種類を知らせるために音を鳴らしていることがあります。音を鳴らすことでごみ収集車が来たことを知らせて、出し忘れなどを防いでいます。また、音で収集車の位置も分かり、事故などを未然に防いでいるのです。

どうしてもごみ収集車の音が気になる、今まで騒音だと感じたことがある人は引っ越しをする前に確認しておきましょう。引っ越しをする予定の地域のごみ収集車が通る時間帯を調べて、実際に現地に足を運びます。できれば引っ越す予定の建物の中から音を聞くようにしましょう。外から聞く音と建物の中から聞く音では感じ方が違うので、室内からチェックするようにします。また、不動産会社などから情報を収集して、騒音トラブルが無かったか、住民からうるさいなどの苦情がないか聞いてみます。苦情があるようならごみ収集場所から少し離れた場所の物件を紹介して貰ったり、違う地域への引っ越しも視野に入れたりしておきましょう。

実際に音を聞いてみて大丈夫なようなら、そのまま引っ越しをします。騒音に感じてしまったときには各自治体に相談するか、引っ越し先を変更しましょう。自治体によっては音量を少しだけ下げたりして、住民が暮らしやすい環境を整えてくれます。我慢できそうにないと判断したら迷わずに、担当者に相談するのも一つの手です。あまりしつこく苦情などを入れると嫌がられてしまうこともあるので、相談する回数は数回程度にしておきます。しっかり意見を伝えれば対処してくれることもあるので、諦めずに役所などに行くことが大切です。